人はなんで写真を撮るんでしょう。
心を動かされるものに出会った時、人はその瞬間を誰かに伝えたいと感じます。
大切な節目に、何かの記念に、人はその瞬間を残したいと考えます。
たいていのものは時間と共に古くなり価値が小さくなっていきますが、
写真の価値は時がたつにつれて大きくなります。
薄れていってしまう今の記憶を、何十年の時を経て呼び起こし、
感情や情景も伝えることができる。
写真にはそんな大きな力があると考えます。
trunk は写真によって、何気ない幸せや、親の想いを伝えたいと思っています。
大好きな家族が、ありのままに楽しんだ姿を映した写真は、きっと美しいから。
そして、きっと永く大切にしてもらえる写真になるから。
デジカメの普及や携帯電話のカメラ機能の進化のおかげで、
写真はそれまでの「特別な日の記念」ではなく、
生活の中に当たり前に溶け込む日常のものになりました。
おかげで昔に比べると写真(データ)の枚数は格段に増えました。
反面、一枚の重みが希薄になっている感もあります。
これは別に悪いことではなく、時代の流れによるものだと思います。
そんな中で、家族でずっと大切にしてもらえる1枚を trunk が撮らせてもらえたら幸せです。
studio trunk
代表 中藤 滋幹